2025年大阪・関西万博のテーマ


万博のテーマの実現に向けて、
Daigasグループが会場内外で挑戦している
6つの取り組みをご紹介いたします。
ガスパビリオンを出展しています。
日本ガス協会の正会員企業です。
万博会場内での
e-メタン製造実証

会場パース画像提供:2025年日本国際博覧会協会
大阪・関西万博では、会場内で発生する生ごみを発酵してできるCO2や、会場内で回収予定のCO2と、会場内で製造するグリーン水素をメタネーションにより合成し、e-メタンを作る(一般家庭170戸分)実証を行います。
製造したe-メタンは会場内のガス消費機器へ供給され、迎賓会のガス厨房や熱供給施設内のガスコージェネレーション・ガス空調で利用される予定です。
- ・ 環境省の委託事業「既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築実証事業」のもと、大阪市さま、大阪広域環境施設組合さま、2025年日本国際博覧会協会さまにもご協力いただきながら実施
-
・
システム全体構築およびバイオメタネーションは、Daigasグループが、サバティエメタネーションは、カナデビア㈱(旧:日立造船㈱)さまが担当
※1 公益財団法人地球環境産業技術研究機構 - ・ 大阪ガスとDaigasエナジーは、三菱重工エンジン&ターボチャージャ(株)さまと共同開発したガスコージェネレーションを熱供給施設に協賛
大阪ガスによる
3つのメタネーション技術

商品化目標:2030年

バイオガス高度利用
商品化目標:2030年

商品化目標:2040年
e-メタンが持つ
環境価値移転を可能とする
システム
「CO2NNEX®」の実装
大阪・関西万博への
実装イメージ

会場パース画像提供:2025年日本国際博覧会協会
都市ガスではe-メタンの供給が進むため、電力での非化石証書と同様にe-メタン・バイオガスの環境価値を移転できるクリーンガス証書の民間運用が開始されました。今後、e-メタンや環境価値の取引量が増加することから、クリーンガス証書における環境価値移転のシステムが必要になります。
大阪ガスは三菱重工業(株)さまと協力して、e-メタンの環境価値の移転を可能とする都市ガス業界初のシステム「CO2NNEX®」を開発し、大阪・関西万博で実装します。万博では、「CO2NNEX®」を用いて、全国で製造されるe-メタンやバイオガスより得られたクリーンガス証書を、大阪ガスが供給する天然ガスに移転することで、万博内のカーボンニュートラル化に貢献します。
- ※ 「CO2NNEX®」は三菱重工業㈱の登録商標です。
ガスパビリオンへの
放射冷却素材
「SPACECOOL®」の採用

ガスパビリオンの膜材料には、大阪ガスが開発し、SPACECOOL®が利活用の開発を続けている放射冷却素材「SPACECOOL®」を採用しています。
「SPACECOOL®」は、外気温よりも低い温度を実現できるゼロエネルギーの素材です。ガスパビリオン内の空調負荷軽減、低炭素化に貢献します。
また、外膜で使用した端材を来場者用日よけとしての利用や会期後に膜材をリユースするなどの取り組みも行います。

ヤンマーES製GHP向けの省エネ・省CO₂オプション品で、ゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材「SPACECOOL®」を採用しました。空調機関連製品への放射冷却素材の採用は、空調業界で初。
- ※1 排気が吸気へ循環する現象
建設工事向け
AI気象予測サービス実証
取り組みの全体像


大阪ガスは、気象庁などから得た気象データをもとに、高解像度の気象シミュレーションとAI技術を組み合わせた独自の気象予測技術を開発、運用中です。
今回、㈱大林組さまと共同で「建設工事向けAI気象予測サービス」を開発しました。
このサービスは、大阪・関西万博の大林組さまの工事現場で実証試験を行いました。
この技術により、安全で効率的な施工管理ができるようになることが期待されています。

エネファームtype Sには、発電中に停電が発生しても自立発電する機能があります※1。
また、気象予測技術を使って、台風などで停電が予想されるときには、大阪ガスが遠隔操作※2で発電を停止する日※3を調整し、自立発電をサポートします。
- ※1 192-AS15(停電時自立発電機能付き)のみ。
- ※2 常時接続のインターネット環境と無線LAN環境が必要。
-
※3
マイコンメーターの安全機能確認のため、26日間連続してエネファームが発電した場合、
27日目に発電を1日停止。
大阪ヘルスケア
パビリオンへの木材保護塗料
「キシラデコール」
シリーズ協賛

キシラデコールフォレステージ

提供:(公社)大阪パビリオン
「大阪ヘルスケアパビリオン」は、「REBORN」というテーマのもと、自然を感じる環境共生建築として内外装材に大阪府産のヒノキを採用しています。
大阪ガスケミカルでは木材保護塗料の「キシラデコール」シリーズの物品協賛をしています。「キシラデコール」は、木材を守る塗料として業界50%以上のシェアを持っています。
「大阪ヘルスケアパビリオン」は、「REBORN」というテーマのもと、自然を感じる環境共生建築として内外装材に大阪府産のヒノキを採用しています。

提供:(公社)大阪パビリオン
大阪ガスケミカルでは木材保護塗料の「キシラデコール」シリーズの物品協賛をしています。「キシラデコール」は、木材を守る塗料として業界50%以上のシェアを持っています。
- 木目を生かした自然な仕上り。
- キシラデコールの性能をそのままに乾燥時間の短縮と低臭性を実現。
- 日光や風雨に強く鮮明な色が長持ち、長期間木材を保護。
- 木材に浸透し、内部から防腐・防カビ・防虫効果を発揮。
- 塗りやすく、抜群の作業性。
- 国立競技場等、国内著名物件での豊富な施工実績。
次世代教育への貢献

大阪ガスネットワーク㈱では、地域の小学校などに講師を派遣して、SDGsやエネルギー環境教育などを実施しています。
万博開幕前から、次世代層に向けて大阪・関西万博の機運醸成を図る一般社団法人日本ガス協会の活動「ミライ教室キャラバン」に賛同し、出張授業の中で、万博の意義やテーマ、ガスパビリオンの魅力などについても取り上げています。
取り組みについては
こちらをご確認ください