CROSSTALK
女性社員座談会
世の中の多くの企業が取り組んでいる「女性活躍推進」や「働き方改革」。Daigasグループでも率先して女性社員の採用強化や産休育休制度の充実、業務効率化などに力を入れてきました。出産や子育てを経験した社員、男性が多い設計現場で働く社員、5年目の若手社員の3人が対談。それぞれの実体験も交えて、Daigasグループの働く環境について語ります。
MEMBER PROFILE
田中 綾子
AYAKO TANAKA
Daigasエナジー株式会社 都市エネルギー 第1営業部/リーダー
経済学部 卒
2006年入社
天丸 陽香
HARUKA TENMARU
大阪ガスネットワーク株式会社 北東部導管部 建設チーム
土木学科 卒
2011年入社
荒木 幸子
YUKIKO ARAKI
大阪ガスマーケティング株式会社 開発推進部 マーケティングチーム
法学部 国際公共政策学科 卒
2016年入社
入社理由は人・働きやすさ
Daigasグループの魅力
Q 今日集まった3人は、そもそもどんなところが魅力で入社を決めましたか?
私は、インフラ事業で人の暮らしを支えているということから会社に興味を持ったのですが、実際に説明会などで話を聞いてみるとエネルギー事業だけでなく、多彩なサービス、海外事業にも取り組んでいる幅広さに惹かれました。でも最終的に決め手になったのは「人の魅力」でしたね。
それは私も感じました。社員の皆さまが元気で職場には活気があって「この人たちと働いたら毎日楽しいだろうな」というイメージを持てました。私の場合は、「コンロと言えば料理。料理と言えば女性がよく使うもの」という連想で、「女性の感性が活かせそう」というのもありましたね。入社して営業を担当するようになってから、コンロ以外にも多くの製品、多くの事業に携わっていることを知り驚きました。
たしかに色んな事業を展開していることは私も驚きました。私は、関西出身ではなかったので、地元のガス会社と同じで「ガスボンベの販売をしている会社なのかな」というイメージでしたから、ギャップは大きかったです。私が入社を決めたのは、福利厚生がしっかりしていて、女性も働きやすく、自分のやりたいことができることでした。
私が入社した14年前と比べて、女性比率が増えているのは漠然とは理解していましたが、天丸さんの「女性の働きやすさに魅力を感じて」という話に大阪ガスの環境変化をリアルに感じられて新鮮です。
男性、女性の仕事格差が一切ない環境で、
自分を成長させるやりがいある仕事に関わる
Q 女性が働く環境、やりがいについて教えてください
天丸さんは建設部門ということで、女性が少ないように思いますが、実際はどんな感じなのでしょうか?
「建設部門」と聞くと、他の部署と比べると女性社員の比率は少ないイメージがあるかもしれませんが、私が入社した10年前と比べてかなり増えています。特に最近は、建設部門にも毎年女性社員が配属してきていますから、かなり変化を感じますね。
仕事内容はどんなことを? 女性だから苦労したことはなかったですか?
入社後の3年間は、ガス工事現場での施工管理業務などを担当していました。業務での男性社員との差はなかったですね。大変だったのは、ガス管工事に対する近隣の方からのクレーム対応のときです。お客さま先で「こんな新人の女性が来たのか!」と相手にしてもらえないこともありました。でも、挫けずに対応することで、最終的には「天丸ちゃんが言うなら分かった」と言ってもらえるまでになりました。今は、工事の上流にあたる設計や積算 、許可申請業務をしているので、お客さまと接する機会はなくなり、少し寂しいですね。
天丸さんのような人のがんばりが、今の女性の働きやすさや設計・工事といった現場での女性社員の活躍を広げていってくれているのかもしれないですね。私は今、業務用の電気・ガス拡販営業を担当し、チームリーダーとして営業の戦略を策定したり、メンバーを指導したりしています。女性ならではということはありませんが、一つひとつの仕事を丁寧に、コミュニケーションを細やかにということは意識しています。メンバーそれぞれの成功体験を共有できるのはリーダーとしてやりがいを感じる部分ですね。
リーダーには、そういうやりがいがあるんですね。私はCRM(=カスタマーリレーションシップマネジメント)という、お客さまのデータを活用して他の事業に役立てる仕事をしています。お客さまとの接点履歴やお問い合わせ内容などから、業務の改善や新しい手法のアドバイスなど、各部門で働く人はもちろん、お客さまにもお役に立てるのがおもしろいです。
働きやすいだけでなく、自分の思いを大切に
自由な働き方ができるのは大きな魅力
Q 「女性活躍推進」や「働きやすい環境」についても教えてください。
女性が働きやすいというよりも、Daigasグループは、「男性だから、女性だから」という意識がなく、自然体で働ける環境があると思っています。上下関係もフラットですが、男女の仕事格差という点でもフラットだと感じますね。
たしかにそうですね。私が入社した頃も特別意識する必要がなかったですし、周りの皆さまも無理に女性が働きやすいようにしている雰囲気はないですよね。だから産休や育休の制度を利用する先輩も多いし、同僚や上司の理解・協力も得やすいように思います。結婚してからフレックスタイム制度を活用しているのですが、家事や急な家庭の用事のときは便利ですね。天丸さんは最近職場復帰されたとのことですが、どうでしたか?
2ヶ月前に育休から復帰したばかりで、今は短時間勤務制度とフレックスタイム制度を併用しています。周りの理解もあり、先輩・同僚の女性社員も制度を利用しているので、働くお母さんがいっぱいいる感じですね。自分が元いた職場に復帰することが原則ですので、やりたいことをあきらめなくて良いのが嬉しいです 。
私は以前、女性活躍推進関連の社外セミナーに参加したのですが、他社の方の話と比較しても、当社の制度はかなり充実していることを実感しました。それ以上に自由度が高くて良いなという面にも気づきました。自分の価値観・置かれている環境に合わせて、育児休暇制度や短時間勤務制度の利用を選択して働き方を設計できることは、ダイバーシティを推進するうえで必要になってくると感じますね。
仕事も、日々の生活も、すべてを含めて
“人生を楽しみたい人”には最高の環境
Q 働くうえで大切にしていることについて教えてください。
仕事面はもちろん、働き方の面でも、後輩たちのお手本になるような社員になりたいと思っています。田中さんは、2度の産休・育休を終え、今はリーダーとして活躍されていますよね? 何かこれからのヒントになるアドバイスをいただけませんか?
私は4年目に2年間、8年目に2年間の産休・育休を経験し、今は小学4年生と保育園年長組の子どもがいます。結婚、育児というライフステージの変化はありますが、そのステージに応じて働き方・考え方を変化させることで仕事・家庭・プライベートどれも楽しめるように努めています。無理をすることなく、制度を利用し、またその働き方を受け入れてくれる周囲の方々に感謝しながら、自分の思いを大切に働くのが一番だと思います。
本当にそうですね。制度だけでなく、制度を利用することに対する周囲の理解もしっかりありますから、今後も自分が出産や子育て、その先には親の介護といった生活の変化に対しても、心配はないです。性別に関係無く、自分が思い描くキャリアを実現していける環境が整っているのは幸せですね。
制度や環境などを総合して、Daigasグループは、“人生を楽しめる会社”だと私は思います。やりたい仕事もできて楽しい、周りの人も活気があって楽しい、そして整った制度のおかげでプライベートも楽しい。色んな「楽しい」をすべて味わえる会社ですから、これから入社される方にもぜひその働きやすさを実感してほしいですね。