DIVERSITY
多用な人材の活躍推進
海外エネルギービジネスの深化に伴い、グローバル感覚を持つ人材の必要性が一層高まっています。
グローバル人材の活躍推進
海外トレーニー制度
2005年から開始し、これまで34名を海外に派遣しています。海外ビジネスの実務知識・能力向上と国際的視野の拡大を通じて、海外ビジネスを主体的に展開できる社員の育成を目指しています。
海外留学制度
将来のグループ経営を担うグローバル人材の育成を目的として、主に海外MBAランキング20位以内に入る海外の大学に派遣しています。
異文化対応力向上に関する取り組み
資源・海外事業部では、ナショナルスタッフ(海外拠点の現地採用社員)が来日するタイミングに合わせて、「異文化対応力研修」を実施しています。
性的マイノリティ(LGBT)の活躍推進
ダイバーシティ推進方針に性的指向/性自認を明記し、LGBTの方も活躍できる職場環境の整備に努めています。
全社での意識啓発の実施
全社員対象研修、管理者研修など様々な場面での意識啓発を実施。研修後、「アライ」ステッカーを配布し自発的な理解を促しています。
通称の利用
業務遂行に合理性があれば、性自認に関わる通称を使用することができます。
相談窓口の設置
内容に応じて、コンプライアンス窓口、ハラスメント窓口、人権窓口、健康開発センターにて相談できます。
大阪ガスは2018年度には、任意団体「work with Pride」が策定した日本初のLGBT等に関する企業等の取り組み評価指標である「PRIDE指標」で、ガス事業者としては初めてゴールドを受賞しました。
その後も、社内の理解向上に向けて継続的に講演会・勉強会の開催や、同性パートナーに対して配偶者と同様の福利厚生制度を適用するなど様々な取組みを進めています。
障がいを抱えて働く人の活躍推進
自身の障がいを通して、
職場の「安全」への
取り組みを進める
職場の「安全」への
取り組みを進める
大阪ガスネットワーク株式会社
大阪事業部 総務チーム
大阪事業部 総務チーム
小田島 修
- 職場の雰囲気はどうですか?
- 以前の職場で、業務中の交通事故がきっかけで右足ひざ下の切断となり、普段は義足を装着して生活をしています。職場の皆さんは、視力が悪い人が眼鏡をするように、膝が痛いからサポーターをするように、障がいに対しても自然体で受け入れてくれています。職場の安全や情報化など部内全体に関わる仕事をしていますが、周りの方も協力的ですので安心して仕事に臨めます。
- どのような仕事で力を発揮していますか?
- 自分のけがの経験を通して、同じような方を出さないように安全運転の訴求などに取り組んでいます。義足ではありますが『フットワークは常に軽く』を第一に、『相手の求める意図を理解する』ことを心掛けています。施策の立案では具体的な数値化を心がけ、皆さんに納得してもらえることを意識しています。今後は、障がいを負っても働きやすい就労環境を作るような業務などにも力を発揮していきたいです。
病気を抱えて働く人の活躍推進
がん経験を価値に変え、
自身と会社の未来を
創っていきたい
自身と会社の未来を
創っていきたい
大阪ガスネットワーク株式会社
事業基盤部 コミュニティ企画チーム
事業基盤部 コミュニティ企画チーム
谷島 雄一郎
- 「ソーシャルデザイン」の実践者として「がん経験を価値に変える」活動を展開
-
2012年にGISTという希少がんが発覚し、再発転移を繰り返している状況で何度も手術や抗がん剤治療を行っています。その中で、がん経験者だからこそできることを模索し、形にするプロジェクト「ダカラコソクリエイト」を立ち上げ、様々な企業・団体、専門家と業界の枠を超えて活動しています。
目指しているのは 「誰もが自分に生まれてきてよかったと思える社会をつくること」。がんに関わらず社会課題の当事者を、社会にとってサポートする対象ではなく、パートナーに変えていけたらと考えています。
- 病気を抱えながら仕事をする方へ
- 理不尽ですよね。辛いし、悔しい。でも病気も含めて、僕は僕に生まれてきてよかったと思いたい。病気を抱えている僕だからこそ見える景色、それは多様性の時代を迎え、大きな変革を迫られる会社にとって必要となるものだと信じています!僕たちの経験を価値に変えて、一緒に会社と自分自身の未来をつくっていきましょう!!