今日の安心をまもり、
未来の日常をつくる
Daigasグループが想う未来
時代は今、大きな転換期にあり、エネルギーセキュリティの不安定化や、自然災害の甚大化など「今日の安心」が揺らぐ一方で、2050年のCN 達成をはじめ、社会課題の解決が進む「未来の日常」を実現することが求められています。なかでもCN 潮流、エネルギーセキュリティの不安定化は、当社グループに今後、最も大きなインパクトを与えるものと考えます。
当社グループでは、2017年3月に「長期経営ビジョン2030」を策定し、2030年度に目指す姿の実現に向けて取り組んできましたが、今回、「中期経営計画2026『Connecting Ambitious Dreams』(CAD2026)」の策定にあたり、2030年を超えた超長期的な視点の必要性を強く感じました。
その頃の未来社会をイメージしますと、人々の価値観の多様化や社会のデジタル化が一段と進み、企業にはグローバル大での社会課題解決への要請が一層強まっていると思われます。エネルギー分野においても、2050年のCN実現のための道筋を構築し、社会実装を力強くリードするプレーヤーが求められており、当社グループは、その有力な担い手になることを目指したいと考えます。
その想いを、今回の中期経営計画では、私たちの「志」という形で定めました。即ち、当社グループの企業理念や社是に基づき、現在の環境変化と超長期的な視点を踏まえた、「今日の安心をまもり、未来の日常をつくる」という言葉です。この「志」を胸に、足下の変化への対応と未来の社会課題の解決、その両利きの活動に取り組んでいきます。
代表取締役社長 社長執行役員