Daigas Group

機能性表示食品対応素材天然由来ケトン体
D-BHB(D-β-ヒドロキシ酪酸)OKETOA®

大阪ガス独自の発酵技術から生まれた
ケトン体を提供いたします。

D-β-ヒドロキシ酪酸
(D-β-ヒドロキシ酪酸)
開発背景
ケトン体(D-BHB)は脂質が代謝されて生じるエネルギー源であり、糖質制限などで糖エネルギーが枯渇した際にエネルギーとして使用されます。
近年、D-BHBには単なるエネルギー源ではなく、様々な生理機能を持っていることがわかってきています。
当社はバイオガス製造の開発を通じて培った発酵技術を応用し、産業技術総合研究所と共同で独自のハロモナス菌を用いた発酵法でD-BHBを大量生産する技術開発に成功しました。
開発背景

新着ニュース

2024.08.23
WEBサイトを更新しました。
INDEX

What is D-BHBケトン体(D-β-ヒドロキシ酪酸:D-BHB)とは

ケトン体とは、ヒトの体内で生成されるD-β-ヒドロキシ酪酸(D-BHB)、アセト酢酸、 アセトンの総称です。このうち、D-BHBが最も多く存在することが知られています。糖質制限時や絶食時に、中性脂肪の分解が促進され、肝臓にてD-BHBに変換されます。その後、血中に移行し全身に運ばれエネルギーに変換されます。

D-BHBの体内産生とD-BHBの経口摂取によるエネルギー変換図

各細胞における糖質およびD-BHBの代謝比較

D-BHBは細胞に取り込まれたのち、直接ミトコンドリアに運搬されエネルギーに変換されます。D-BHBは糖質よりも優先的にエネルギーとして利用されることが報告されています。

通常時(糖質代謝)と糖質制限時(D-BHB代謝)のTCA回路によるエネルギー変換図

EffectivenessD-BHBの効果

体内ケトン体濃度の上昇(Front Nutr.2020 Feb 19:7:13)を参考に作成

D-BHBを経口摂取することにより、重量当たりMCT(中鎖脂肪酸)の2.5倍程度、血中ケトン体濃度を上昇させることが報告されています。

血中・各臓器のケトン体濃度が大幅に向上
経口摂取後の血中ケトン体挙動

期待されるメリット

1ダイエット効果
(自社試験データ)

機能性表示取得
(J Nutr Sci Vitaminol,2023 69, 121)を参考に作成

D-BHBを1日2.9g、12週間摂取した結果、内臓脂肪が有意に減少

結果
12週間後、
内臓脂肪が有意に減少
内臓脂肪面積9.6cm²減少、45歳男性の例、試験前120.58cm²→試験後95.16cm²
試験方法
摂取方法 D-BHB2.9g含有飲料を1日1本摂取/食事・運動制限なし
対象者 BMI23~30kg/m²、20歳以上の健常成人男女/プラセボ群22名、D-BHB群21名
有効性評価項目 内臓脂肪面積(腹部CT検査)
試験期間 12週間
機能性表示

D-BHBを新規の機能性関与成分とする届出が消費者庁に受理

届出番号 Ⅰ1102
推奨摂取量 D-β-ヒドロキシ酪酸として2.9g/日
届出表示 D-β-ヒドロキシ酪酸には BMIが高めの方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。

※PRISMA声明2020に準拠したシステマティックレビュー(SR)での届出

2睡眠改善効果(自社試験データ)

D-BHBを1日2.9g、4週間摂取した結果、睡眠に関する自覚症状の改善を確認

結果
起床時眠気、疲労回復、入眠と睡眠維持
の各スコアが有意に高値を示した。
起床時眠気(左)、疲労回復(中)、入眠と睡眠維持(右)に対するD-BHB接種効果
試験方法
摂取方法 D-BHB2.9g含有飲料を1日1本摂取
対象者 20歳以上の睡眠の質に悩みをもつ健常成人男女22名
有効性評価項目 OSA睡眠調査票MA版 (OSA-MA)
試験期間 4週間 (検査回数は兼摂取前、摂取4週間後の計2回)

3運動機能向上(ラット試験)

(Med Sci Sports Exerc.2023 ;55(7):1184-1194)を参考に作成

結果
運動パフォーマンスが向上
持久系運パフォーマンス7/4%増加、筋肉系運動パフォーマンス9.1%増加、短時間最大運動系運動パフォーマンス60.2%増加
試験方法
試験デザイン 10週齢の健常雄ラットを3種類の運動をさせる3つのグループに分類
各グループにつき、プラセボ群とBHB投与群を設定(計6群、各群n=6)
投与方法 各運動の10分前にBHB(1000mg/kgBW)を皮下投与し、評価を実施

SafetyD-BHB安全性データ

  1. 1ヒト過剰摂取(12週間)

    16g/日の反復投与で有害な事象は認められず

  2. 2ラット単回投与試験

    2,000mg/kgの経口投与で死亡例無し

  3. 3ラット反復投与試験(28日間)

    2,000mg/kg/日の経口投与で毒性無し

  4. 4変異原性試験(Ames試験)

    指標5菌株に対する遺伝子突然変異誘発性は認められず

1: Biosci Biotechnol Biochem. 2024 Jun 27:zbae088, 2~4: 自社試験データ

Products天然由来ケトン体「OKETOA®」製品紹介

OKETOA® D-BHB Acid

OKETOA® D-BHB Acid
製品名 OKETOA® D-BHB Acid
一般名称 (D)-β-ヒドロキシ酪酸
表示名 発酵ケトン体 D-BHB
主原料 ショ糖
原料区分 食品
外観 透明~淡黄色液体
D-BHB含有量 38-42%
ヒ素 ≦0.5ppm
カドミウム ≦0.5ppm
≦0.5ppm
水銀 ≦0.1ppm
一般生菌 ≦3,000cfu/g
大腸菌群 陰性
保管上の注意 10℃以下で冷蔵保管
開封後はお早めにご使用ください
アレルゲン(28品目)表示 対象外
遺伝子組換え表示 非遺伝子組換え

OKETOA® D-BHB 中和塩粉末

OKETOA® D-BHB 中和塩粉末
製品名 OKETOA® D-BHB 中和塩
一般名称 (D)-β-ヒドロキシ酪酸 中和塩
表示名 発酵ケトン体 D-BHB Na、Mg、Ca
主原料 ショ糖
原料区分 食品
中和塩種 NaMgCa
外観 白色~淡黄色粉末
D-BHB含有量(乾燥物として) ≧72%≧80%≧73%
乾燥減量 ≦5%≦7%≦7%
ヒ素 ≦0.5ppm
カドミウム ≦0.5ppm
≦0.5ppm
水銀 ≦0.1ppm
一般生菌 ≦3,000cfu/g
大腸菌群 陰性
保管上の注意 直射日光、高温多湿を避け25℃以下で保存してください
開封後は湿気を避け、密閉できる容器に保管し、お早めにご使用ください
アレルゲン(28品目)表示 対象外
遺伝子組換え表示 非遺伝子組換え

Q&A

ケトン体とは何ですか?
ケトン体とは、体内で生成されるD-BHB、アセト酢酸、 アセトンの総称です。
D-BHBとは何ですか?
D-BHBの正式名称は、D-β-ヒドロキシ酪酸(D-β-Hydroxybutyric acid)で、糖質制限や絶食時において脂肪を分解し、肝臓にて生産される糖質に代わるエネルギー源となる有機酸です。近年、BHBは体内でエネルギー源としてだけでなく生理活性物質としても作用することが報告されおり、注目が集まっています。
D-BHBを多く含む食品はありますか?
牛乳やレバー等に微量に含まれておりますが、食品から大量に摂取することは困難です。
OKETOA® D-BHBの特長は?
OKETOA® D-BHBは天然由来原料から非遺伝子組み換え菌を用いて発酵法により製造しており、製造工程で有機溶剤も使用していないため、食品原料として安心してご利用いただけます。
BHBは海外では販売されていますか?
BHBはアメリカで主にサプリメントして販売されています。ただし、アメリカ市場におけるBHB配合商品の原料は、主に化学合成品が使用されているようです。一方で、OKETOA®D-BHBは天然由来原料で発酵法により製造された食品原料となります。
安全性が気になります。どのような品質管理をしていますか?
OKETOA® D-BHBは、発酵工程後に精製工程を組入れ、製品に含まれる不純物を除去しており、品質管理には細心の注意を払っております。
OKETOA® D-BHBの製品形態は?
液体(BHB Acid水溶液)および粉末(BHB Na、Mg、Ca塩)の合計4種類の製品形態があります。
お客様の要望に応じて飲料・サプリメント等の幅広い加工食品にお使いいただけます。
OKETOA® D-BHBの風味はどうですか?
液体タイプは酸味を感じます。粉末タイプは、Naは塩味、CaやMgは若干の苦味を感じます。
OKETOA® D-BHBの安定性はどうですか?
冷蔵温度から室温においては高い安定性を有しています。ただし、50℃を超える高温での長時間の保管は避けてください。
OKETOA® D-BHBは個人でも提供してもらえますか?
申し訳ございませんが、個人の方へのサンプル提供や販売はいたしておりません
OKETOA® D-BHBやケトン体のことをもっと詳しく知りたい。
下記のフォームよりお問い合わせください。

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