CAREER INTERVIEW
02
困難や新しいことを乗り越えるたび、
次の成長へのステージが現れ、
理想の自分に近づける
板倉 啓
KEI ITAKURA
企画部 事業創造チーム
工学研究科 化学工学専攻 修了
2009年入社
MY CAREER
2~3year
世界初の廃水処理プラントの立ち上げに参加
入社後、エンジニアリング部で、大阪ガス独自の新規廃水処理プラントの開発を担当しました。中でも大きな経験は、お客さまの工場におけるプラント建設と実証試験を任されたことです。世界初のプラントということもありトラブルが多発しましたが、お客さまやパートナー会社の協力も得てなんとか安定稼働に至り、工場の環境負荷やコストの低減を実現できました。“業界初”や“世界初”、“イノベーション”に挑み続けることの面白さ、そして価値提供を通じてお客さまとの信頼を築くことの大切さは、今も私の仕事に取り組む上での原点になっています。
6year
企画業務を通じた視野や人脈、経験の拡大
部内異動により6年目からは企画業務を任されるようになりました。社内外多くの人との関わりの中で、機械・土木・電気といった広範な技術の知識を蓄えつつ、組織の活動方針の策定、予算・人員の適正配分、傘下の企業の経営サポートなど、一連の企画業務を経験しました。今後の事業戦略の検討やそれに伴う組織再編にも携わりましたが、後に2020年には新たな経営体制としてスタートし、Daigasグループにとっても大きなターニングポイントとなりました。会社の意思決定に直結する業務を若手時代から担えたことで、非常にやりがいを感じましたし、私自身も大きく成長できました。
10year
会社の未来、経営に貢献する仕事の醍醐味
企画部へ異動となり、全社の経営企画業務を担うことになりました。主な業務は、イノベーションやデジタル、R&Dに関する戦略策定です。企画部は、Daigasグループの舵取りを担うポジションで、鮮度も質も高い情報をもとに社内外の変化を察知し、会社の未来をつくる仕事です。さまざまな経営課題に対応するため業務はフレキシブルで幅広く、苦労も多い反面、経営視点で将来のあり姿を描き、環境を整えることがグループ全体の発展やその先にあるお客さまや社会への新たな価値提供につながっていく醍醐味に、毎日やりがいや充実感を感じています。
11year
デジタル関連プロジェクトのリーダーに抜擢
企画部と兼務で、2019年から情報通信部でデータ活用拡大に関するプロジェクトリーダーを担っています。企画部ではデジタル化の全体戦略を描いていますが、その主要プロジェクトの1つを実行する役割です。ITやデジタル分野の業務は初めてですが、頼れるメンバーと共に、実務を通じて専門知識を吸収しながら進めています。新しいことを学ぶことは純粋に面白いです。これからの時代は、ゼネラリスト的スキルに加えて、専門性も求められる傾向にあります。デジタル分野は経営において非常に重要な要素ですので、この機会に身につけ、今後どんどん活用していきたいと考えています。
About My Career
これまでのキャリアを振り返って
入社してからこれまで、「志高く」ということを意識してきました。変革の中では、難しいこと、初めてのことばかりなのですが、「逃げずに打席に立ち、正面から向き合う」ことで経験値が溜まり、どんなに困難な状況でも解決に導く力が身につくと、ポジティブに考えて取り組むようにしています。成長に伴い次のステージへと導く仕事を与えられたり、それぞれの専門性や強みを持ち寄り共にチャレンジする仲間がいたり、といった大阪ガスならではの社風や環境も、キャリアアップの後押しになっていると感じています。これから入社される方々とも、仕事を通じて、互いに支え、高め合うことで、一緒に成長していきたいですね。