Work & Person
自分の成長につながる喜び
挑戦の連続が、
自分の成長につながる喜び
工学研究科 化学工学専攻 修了
2011年入社
入社した理由
就職活動でいくつかのエネルギー事業者を訪問する中で、大阪ガスには、「このままではいけない」という危機感や問題意識を持っている人が多いことに新鮮な驚きを感じました。当時はガスの需要減少が予想されており、会社も社員も「エリア外や海外への進出」、「新事業の創出」など、新たなことに挑戦していこうとする活気があることも印象深かったです。また、就職という人生における重要な選択をどう考えたか、私の考えや人となりまで、見てくれようとする姿勢に、「ここで働きたい」との思いを持ちました。
現在の仕事内容
Daigasグループは、泉北製造所や姫路製造所で40年以上にわたって培ってきたLNG受入基地の設計、建設、操業ノウハウを持っています。私が所属する戦略企画チームでは、このノウハウを活用した海外基地コンサルティングビジネスの戦略立案を担っています。今は副課長の立場で、海外の市場データや自社の強み分析などを行いながら、ビジネス拡大のための施策を日々検討中です。この業務では、机上の検討に留まらず、実際にビジネスを行うメンバーが納得するように、できるだけ具体的な戦略を描くことを意識しています。
大阪ガスで働く魅力
エンジニアとして活躍したい人に大きな魅力となるのは、当社には新しいことに挑戦するチャンスが常にあることです。私も過去には、燃料電池自動車向け水素ステーションのメイン設備や炭鉱の未利用メタン活用技術など、誰も手がけたことのない技術開発に携わりました。特にエンジニアリング部の社員は新規チャレンジに意欲的で提案も活発です。毎年行われる新たな技術開発テーマを生み出すための「玉だし会議」では、新人も役職者も関係なくアイデアを出し、開発に関わるチャンスを手に入れています。
仕事での思い出深いエピソード
数多くの新技術開発を手がけてきた中で思い出深いのは2015年の案件です。タイでの案件で、未利用バイオガスからメタンを取り出し、天然ガス自動車の燃料に使う実証実験を行うというものでした。英語を話せるのは先方のプロジェクトマネージャーのみ、他の社員はタイ語しか話せない状況で、コミュニケーションが上手くいかず、トラブルが多発しました。それでもあきらめず私も片言のタイ語で話しかけることで、いつしか信頼関係も生まれ、無事ミッションを完了することができました。困難も多いですが、海外での開発やプロジェクトに関われるのは印象深い経験の一つです。
あなたが思う大阪ガスらしさ
私が新人の頃、燃料電池自動車向け水素製造装置の開発に携わるチャンスをいただきました。その際、新技術の導入を提案し、実現するには課題が多いと言われる中でもチャレンジの機会をもらいました。他の企業であれば、新人の提案を受け入れることはそうそうないはずです。でも、大阪ガスは、「進取の気性」というマインドがあるため、新人でも自分の熱い思いをぶつければ、チャンスを平等に与える会社ですので、熱い思いを持った人は大歓迎です。
今後の目標
技術開発だけでなく、LNG基地建設コンサルティングビジネスの拡大に向けた戦略立案を通じてスキルアップしてきました。この経験を活かして、今後はまた違う分野、私も経験したことのない分野の新事業立ち上げに携われたらと考えています。当社は今、再生可能エネルギーの拡大やライフ&ビジネスソリューション事業を展開し、まさに多角化を進めていますから、このチャンスを逃さず、Daigasグループの次の柱となる新規ビジネスを創造したいです。