GLOBAL BUSINESS
From
AUSTRALIA
豪州から世界へ広がるLNGビジネス。
新事業創造に関わり成長中
岡 佑太朗
YUTARO OKA
Osaka Gas Australia Pty Ltd/Deputy Manager, Commercial
新領域創成科学研究科
先端エネルギー工学専攻 修了
2014年入社
MY CAREER
- 2014年
- 入社後、資源トレード部に配属。LNG船の基地受け入れ業務、北米プロジェクト向けLNG船調達業務を担当
- 2016年
- LNG船の燃料低減策の検討、船団の最適な運用施策の検討を担当。
- 2019年
- Osaka Gas Australia Pty Ltdへ出向。ゴーゴンLNGプロジェクトのアセットマネジメントを担当。
- 2020年
- 現地での新規事業検討にも関わるようになり、現在に至る。
THEME 01
出向先でのミッション
私が所属するOsaka Gas Australia Pty Ltdは、オーストラリアを中心に資源開発プロジェクトの権益を保有しています。その中でも私が関わっているゴーゴンLNGプロジェクトは、オーストラリア北西部の沖合にある海底に埋蔵された液化天然ガス(LNG)を採掘し、各国に供給する世界的にも大規模な事業であり、この事業を推進させるのが私のミッションです。また、新規事業開発では、近年の脱化石燃料への動きを踏まえ、オーストラリアにおける再生可能エネルギーや水素といった次世代エネルギーに関する情報収集や、事業化の検討まで、トータルな業務を任されています。
THEME 02
現地での仕事内容
メインは、プロジェクトの操業状況に関するフォローをはじめ、生産されたLNGの引き取りに関する交渉、オーストラリア国内へのガス販売業務を担当です。大阪ガスで働いている中で感じるのは、若手に大きな裁量権が与えられ、新しいことにチャレンジできる環境があること。ゴーゴンLNGプロジェクトの会議では、私以外全員が現地のベテラン社員、役職付駐在員ということが多々あります。そんな中、若手の私が会社を代表する立場で出席させていただき、発言も任されていることに初めは驚きました。また2020年からは、“次世代エネルギーに携わりたい”という私の思いを上司が汲み取ってくださり、新規事業開発チームでの仕事にも参加。“新しいビジネスの創造”というチャンスを得られています。
THEME 03
その国ならではの仕事の面白さ
多国籍な人と働くことは苦労も多いですが、その分、国や文化を越えて挑戦する醍醐味、多くの壁を乗り越えた先に自身の成長を実感できます。私も赴任当初は、パートナー企業のメンバーが議論をリードしていく様子を見て、圧倒的な力量の差に打ちひしがれることもあり、悩むこともありました。しかし、資料を準備し、自信を持って発言する地道な努力をするようになってから、周りの反応も大きく変化。多くの人が認めてくれるようになりました。
THEME 04
今後のキャリアプランについて
グローバル化に拍車がかかる世の中では、今後さらに日本と海外の垣根は低くなり、さまざまな国の人と一緒に働く機会は増えていくことでしょう。そうした中で、私が今の職場の中で得た「言語以上に文化や考え方の違いが仕事に影響を与える。良い仕事をする上で、まずはそこの理解が大事」という教訓を活かしていけたらと思います。最終的には、日本と海外を結ぶエネルギー事業を主導的立場でリードできるキーパーソンになれたら最高です。そうして、日本への安定したエネルギー供給に少しでも貢献していけたら、エネルギーの安定供給の一端を担う者としてこれ以上の喜びはありません。
PRIVATE
休日の過ごし方
休日は、家族との時間が最優先です。少しでも時間がある場合は、学生時代からの趣味であるロードバイクで街中を走り、カフェ巡りを楽しんでいます。今住んでいるパースは、自転車専用道路が整備されていてサイクリングコースも充実。気候にも恵まれているため、自転車愛好家やロードレースのトレーニングをする人が多いのも特長です。カフェでたまたま知り合った自転車乗りと、趣味の話や何気ない会話をしながら、Flat Whiteというオーストラリア版カフェラテを飲むのは、私にとって至福の時間です。