GLOBAL BUSINESS
From
USA
グループの重要投資エリアである北米で、
事業価値の最大化に挑む
鈴木 麻友
MAYU SUZUKI
Osaka Gas USA Corporation/Manager, IPP Asset Management
法学部 卒
2014年入社
MY PROFILE
- 2014年
- 入社後、資源・海外事業部海外事業開発部に配属。海外インフラ事業の投資案件管理を担当。担当地域は、欧州・中東、豪州。
- 2017年
- Osaka Gas USA Corporation(ニューヨーク拠点)へ出向。以来、北米発電事業の資産管理を担当し、現在に至る。
THEME 01
出向先でのミッション
北米の発電事業における投資案件の資産管理を任されています。Daigasグループにとって北米は重点投資エリアの一つ。現在は、発電事業に加えてシェールガス開発事業や天然ガス液化事業などさまざまな事業への投資を積極的に行っています。その中での私のミッションは、「投資案件のリターンや利益を最大化できるようにマネジメントする」こと。ファイナンスや会計、税務、マーケットといった多様な観点から、投資案件の価値を向上させる方法を考え、案件の課題やリスクをなるべく早期に把握し、いかに有効な対策が取れるかなど、経営者的感覚が求められる仕事です。
THEME 02
現地での仕事内容
投資案件の価値向上を実現するために、各事業の経営や操業の状態はもちろん、電力市場の値動きや需給関係、州の環境政策といった情報を日常的に収集・分析。その上で現状の問題点や潜在的な課題を抽出し、融資契約の条件改善やヘッジ取引を用いた収支の安定化など、最適な解決策の検討~実行までを一貫して行っています。大変ではありますが、多くの社内外の関係者に説明し、協力を得ながら課題を解決してくプロセスは学びも多く、手応えを実感できます。
THEME 03
その国ならではの仕事の面白さ
海外投資事業の最前線において、自分も会社を代表する一人であるという意識を持って働いています。若手の私でも、各分野のプロフェッショナルへ直接提案したり、交渉を任されたりと、成長する機会を多く与えていただいています。世界中から事業者や大規模投資家が集まる、グローバルかつスケールの大きなアメリカという舞台で、ロジックや数字といった共通の価値観を通してプロジェクトを推進し、関係者からの信頼を得られた時にやりがいを感じます。
THEME 04
今後のキャリアプランについて
海外拠点での仕事を通じて改めて認識したのは、日本とアメリカの企業での働くスタイルの違いです。日本では、全体を俯瞰しながら、周りと調和を取って物事を進めていくゼネラリストになることが求められます。一方アメリカでは、各人がスペシャリストとなれる専門分野を持ち、それぞれの強みをベースに協力し合いながら物事を進める傾向が強いです。このため、海外でも通用する人材であるために、ファイナンスや会計の専門的理解をさらに深め、自分のコアスキルを築きながらキャリアアップしていきたいです。
PRIVATE
休日の過ごし方
「ニューヨークはビルばかりの都会」。そんなイメージを持つ方もいらっしゃると思います。でも、実は町中には四季折々に緑や花が溢れています。特にセントラルパークは美しく、週末はカフェの美味しいコーヒーを片手に公園をお散歩するのがお気に入りの過ごし方です。
長期休暇には、周辺のいろいろな国へ旅行にでかけることが多いです。中でも思い出深いのは、秀峰や氷河が有名な南米のパタゴニア。国立公園を巡るハイキングでは、どこを歩いても息を飲むほどの絶景の連続に心が洗われました。