大阪ガスは、更なるエネルギーの安定供給に向けた取り組みとして、京都大学防災研究所(京大防災研)さまと中長期気象予測(2週間~数カ月前に寒波や猛暑を予測)に関する共同研究を12月14日に開始しました。
◆気象とエネルギー供給の関係
エネルギー事業は、気温によりガス・電力の需要に変化が生じたり、天候により太陽光発電の発電量が影響を受けたりと、気象条件と密接に関係しています。
◆気象情報を活用した大阪ガスの取り組み
これまで大阪ガスは、気温情報を活用したガス需要量の予測や独自の気象シミュレーションによる太陽光発電量の予測に取り組んでおり、2018年には気象予報業務の許可も取得しています。
◆京大防災研との共同研究
今回の共同研究では、地球規模での異常気象メカニズムの解明や猛暑の予測可能性などの研究を行っている京大防災研の榎本教授の知見と、大阪ガスのAIを活用した気象予測のノウハウなどを融合。極寒や猛暑の新しい発生メカニズムを見出すことで、エネルギー事業に影響を及ぼす可能性がある現象について、2週間から数カ月前に予測することを目指します。また、本件での予測結果は社外へ情報を提供することも検討しています。
大阪ガスは、京大防災研さまと中長期気象予測を確立することで寒波や猛暑を早期に予測し、幅広い産業の皆さまのお役に立てるよう目指してまいります。