当社初!オーストラリアでのグリーン水素開発事業に参画

22.05.12

当社初!オーストラリアでのグリーン水素開発事業に参画

このたび大阪ガスは、オーストラリアの水素関連企業であるAQUA AEREM Pty Ltd(アクアエアレム)さまと、オーストラリア北部準州での「デザートブルームハイドロジェンプロジェクト」に関する共同開発契約を締結しました!大阪ガスがグリーン水素開発事業に参画するのは本件が初めてです。

◆「デザートブルームハイドロジェンプロジェクト」とは?
本プロジェクトは、"大気中から回収した水"と"太陽光由来の電気"からグリーン水素を製造し、オーストラリア国内の発電所への供給や国外への輸出を目指しているプロジェクトです。長期的には、複数の水素製造プラントを建設し、合計で年間約40万トンの水素を製造することを目指しています。(※グリーン水素:再エネなどを用いることで、製造工程でCO2を排出せずに作られた水素)

◆水資源の少ない地域でも水素の製造が可能に!
オーストラリア北部準州は日射量が非常に多く太陽光の活用に適している一方で、乾燥地帯のため水資源に乏しい地域です。本プロジェクトでは、豊富な太陽光資源とアクアエアレムさまの"大気中から水を回収する"独自技術により、そういった地域でもグリーン水素の製造が可能となります。

◆大阪ガスの取り組み
本プロジェクトでは、世界の水素プロジェクトの中でも最速クラスでの商業化となる、2023年中の年産約400トン規模の水素製造プラントの建設を目指して、プラントの設計や水素の供給先に関する検討などを進める予定です。大阪ガスは、プラントの基本設計や建設に関する技術支援を行います。

Daigasグループは、本プロジェクトへの参画を通じて水素開発に関する新たな知見を蓄積するとともに、「カーボンニュートラルビジョン」のもと今後も脱炭素社会に貢献する技術・サービスの開発に取り組んでまいります!

Daigasグループの「2050年脱炭素社会実現」に向けた挑戦
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