大阪ガスとENEOSは、大阪港湾部におけるグリーン水素を活用した国内初となる国産e-methane(e-メタン)の大規模製造に関する共同検討を開始しました。2030年までに大阪港湾部にて、大阪ガスが供給する都市ガスの1%に相当する、年間6,000万m3/規模(一般家庭約25万戸相当)での製造開始を目指します。
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◆グリーン水素:風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーと水から作った水素。
◆e-methane(e-メタン):グリーン水素などの非化石エネルギー源とCO2を原料として「メタネーション」により製造されたカーボンニュートラルな合成メタン。
2050年の脱炭素社会実現に向けて、e-メタンは都市ガスとほぼ同じ成分であり、既存の都市ガスインフラやお客さま先の燃焼機器をそのまま利用できるため、社会コストを抑制し、スムーズなカーボンニュートラルへの移行が可能です。
また、e-メタンの製造拠点を国内に確保することでエネルギーの安定供給にも貢献します。
大阪ガスとENEOSは、本検討を通じて国内初となる国産e-メタンの大規模製造設備を構築し、カーボンニュートラルとエネルギー安定供給の早期実現に向けて取り組んでまいります。
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