シミュレーション・データ分析
IoTデータ分析基盤の構築
概要
IoT対応製品である、エネファームやエコジョーズなどのIoTデータから、さらなる付加価値を創出するために、素早く分析し,活用できる『IoTデータ分析基盤』を構築をしています。
目的
近年、大阪ガスでは、ガス機器のIoT化が進んでいます。エネファームの場合、数分おきにデータを収集し、かつ、10万台を超える台数を販売しているため、テラバイト以上のデータを保有しています。
このようなIoTデータは①データ量が多い、②データの密度が低く、活用には集計が必要、といった性質から活用方法がこれまで限定的で、一部の社員に限られるという課題がありました。
そこで、このような性質をもったIoTデータを、より多くの社員が活用することが可能な環境構築を目指しています。
構築方法
様々な機器のIoTデータを、ETL処理を施しながら、クラウド上のデータウェアハウスで一元管理を行います。そしてBI/マネジメントツールでデータの閲覧権限を適切管理し、利用ユーザーの所属や利用用途に応じたデータ/情報の提供を可能にしています。データサイエンティストに対しては、クラウド上で素早く機械学習ができる環境を提供することで、高度なデータ分析の実施を可能にしています。
効果
Iotデータ分析基盤を構築し、社内でより使いやすいデータ活用の仕組みを整備することで、従来は限られた社員でしかIoTデータの活用が出来ていませんでしたが、あらゆる社員に、素早く、IoTデータの集計・分析結果を共有することが可能にし、業務効率の向上を目指します。
また、データサイエンティストによる、IoTデータを用いて機械学習等により、これまで見出せなかった新たな価値を創出することを目指していきます。
関連コンテンツ
TAG SEARCH
キーワードで探す
- 家庭用ガス機器を
さらに進化させる -
家庭用ガス機器を
さらに進化させる 給湯・暖房・乾燥 調理 スマート機器 燃料電池
- 業務用・産業用ガス機器を
さらに進化させる -
業務用・産業用ガス機器を
さらに進化させる コージェネレーション 空調・厨房 バイオ・水処理 工業炉・バーナ エネルギーマネジメント・IoT
- ガス製造の安全・経済性を
向上させる -
ガス製造の安全・経済性を
向上させる 冷熱利用 プラントマテリアル 発電技術
追求する
- 先進的な取り組みで
次世代を創っていく -
先進的な取り組みで
次世代を創っていく 材料開発 計測 シミュレーション・データ分析 フードサイエンス 材料評価
- 環境・脱炭素社会の
実現に貢献する -
環境・脱炭素社会の
実現に貢献する メタネーション 水素・アンモニア バイオガス エネルギーマネジメント 再生可能エネルギー
知的財産状況
- グループ会社の技術
- 株式会社 KRI 大阪ガスケミカルグループ オージス総研グループ