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燃料電池

固体酸化物形燃料電池について

SOFCシステムの構成

 SOFCシステムは、発電ユニットとバックアップ熱源機の2つで構成されています。
 発電ユニットでは発電するとともに、発電時に生じた排熱をお湯として貯湯タンクに貯めます。貯湯タンクのお湯に水を混ぜ、バックアップ熱源機により設定温度に合わせてお湯を加熱し、給湯に利用します。

SOFCシステム(構成とセル形状)
SOFCシステム(構成とセル形状)

SOFCのセル形状とスタック

 燃料電池の最小単位は「セル」と呼ばれており、燃料極と空気極の間に電解質(イオンだけを通す物質)を挟んだ構造になっています。この2つの電極(燃料極と空気極)に、水素あるいは酸素を送ることによって化学反応を起こし、電気と熱を発生させます。

 SOFCセルは形状で分類すると円筒型と平板型の2種類に分類できます。
円筒型には熱応力に強いメリットがあり、平板型にはセルを積層した際に円筒型よりも出力密度が高くなるメリットがあります。当社のシステムでは円筒型、平板型の両方のメリットを持つ円筒平板型を採用しています。

平板型
円筒型
円筒平板型

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